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魔理沙のキノコ
樹詩音, 小宮真央
Vocal:溝口ゆうま
私はある日魔法の森でキノコ狩りをしていた
人里を離れ、もう何年経ったんだろうか
もちろん寂しくなんかないけれど
一つだけ思うことがある
神社で巫女がたまに食べてる俗世の塊
私だって甘いものが食べたーい！
もう 耐え切れない 作り出せ
甘いもの 食べたい！
森の中に サトウキビは無い
家の中は キノコしかないぜ
飢える 揺れる 魔法で甘味を作るしかない
まずは当然 キノコを煮込むゼ
黒く焼いた ヤモリも入れるか
ここガ大事 魔法の力の出番が来た！
星の欠片を 隠し味にして
煮込む 味見る これではヤ・バ・イ♪
チクロ ズルチン キシリトール サッカリン
甘く甘すぎていい はやく渇き満てして！ そうさ
お口の中で 溶ける 幸せがいい でもね
魔法だけじゃ限界でもある 早く食べたい！
こ、これは……な、何なんだぜ……
固体というか……液体というか……ゲル状……？
ぶはっ、クソまずいぜ！
まるで死人 甘いモノ求め
やぁって きたわ 脇巫女神社に
スペルカード 握り締めていた 奪い取るぜ
白く ふわふわ おまんじゅう 狙い
魔力 高まる その目は狂気
チクロ ズルチン キシリトール サッカリン
叫びながら走るぜ 巫女も叫び逃げ出す やっと
たどり着いたわ 白く甘く切なく 涙
流れ落ちても それは隠し味だわ
やっと、やっとたどり着いた
いただきます！ むぐむぐ……
んんん！？ 肉まんじゃねえか！？
ふふ、かかったわね？
Note: The verses in italics don't exist on the official lyrics card, but were initially transcribed purely from listening to the song.